中国へ留学でも赴任でもお金は大事ですよね。大金を常に持っているのも怖いし、持っていける現金も限度があります。そして貯金や給料をもらうだけではなく、海外からの送金や、自分から海外に仕送りするために、まず口座を作らないといけないです。
今、一部の中国系銀行は日本でも支社がありますが、日本での銀行業務は中国国内とは完全に独立しているため、日本で作った口座は中国では使えません。
この記事では、銀行事情にかかわるフレーズをいくつかまとめました。覚えたら即戦力ですよ。
口座開設の時
中国の銀行は土日でも営業していますし、営業時間も日本より長いです。
銀行に入ったらまず自分の目的を伝えましょう。
その時持っていく必要な物ですが、外国人の身分証明証であるパスポート、そしてもし最初に預けたい金額があればそれで十分です。中国では印鑑はいらないため、口座開設の手続き自体は日本より簡単だと言えます。
そして、口座を開設したい旨を伝えます。
口座を作る時は、普通と定期の二種類から選びます。随時の引き出しなどが必要なのがほとんどなので、基本は普通預金を作ればいいでしょう。
口座開設すると、その場で通帳とキャッシュカードをもらえます。
また、ネットバンキングの機能が必要かどうかと聞かれるのが基本です。
ネットショピングやネットバンクで操作する時のセキュリティー性を考えて、多くの人が同時に作ります。また、セキュリティーキーがないと操作できない手続きもあります。
今どきの大手銀行なら無料のUSBキーのような装置を配布するので、多様な場面で長く使いたいなら作っておきましょう。
口座を使用するときや、銀行窓口で使えるフレーズ
ほとんどの業務操作は日本と同じく、ATMでできますが、一定金額を超える時の預入と引き出しは窓口で手続きすることになります。そんなときに使える言い回しも覚えておきましょう。
中国の銀行では振込と送金はほぼ同じ意味です。一定金額を超えると、目的も聞かれ、安全性を確認されます。窓口では、どんな手続をするにも本人確認が必須なので、その際はかならずパスポートと通帳を持っていきましょう。
帰国の際、また口座が不要になったら
帰国する際に、もしかしてと思って口座をそのまま残したい人もいます。しかしすぐに使い始める予定がないのなら、口座を解約しましょう。
銀行にもよりますが、一定期間内出入金の操作がなかったら自動的に凍結されます。凍結されたらもちろん何の操作もできないし、凍結を解消するためには口座を作る銀行支店の窓口に行かなければいけません。余計な面倒がかからないためにも必ず残金を引き出して、口座解約することを忘れないでください。
万が一の時(盗難・紛失時)に銀行のカードを止める
万が一、キャッシュカードをなくしたり、盗難にあってしまったときは、必ず本人が身分証明書を持っていき、銀行の窓口でカードを止める手続きをします。
ここに注意する必要なのは、カードをなくしたらそのまま直接口座解約するのはできません。もし心配で解約したいなら、その場で新しいカードを作ってから解約することになります。新しいカードを作るのは手数料かかります。
まとめ
お金にかかわることなので、誰でも気をつけないといけないことですね。
中国の銀行は日本と異なるルールも多く、困る人が多いはずです。しかし中国で生活するにも必須のことなので、頑張って覚えましょう!