みなさんは日本のケンタッキー、もちろん食べたことがありますよね?
日常的に食べる方もいれば、クリスマスや年末などのイベントの際にだけ食べるという人も多いのではないでしょうか?
ハンバーガーやデザート等いろいろありますがマクドナルドなどと比べると値段が少し高めでありチキンがメインであることもあって毎日行こうとは思いませんが(健康面からも。。。)無性に食べたくなる時があります!
今回は自称世界一おいしい(私もそう思います)中国のケンタッキーについてご紹介します。
《日本のケンタッキーのメニュー》
上記のようにキャンペーンメニュー以外はチキン、サンド(ハンバーガー)がメインでサイドメニューが、ポテトやサラダ、ビスケット、デザート(クラッシャーズと呼ばれるアイスシェイク)、ドリンクというのがスタンダードなメニューです。
店舗によってはモーニングの取り扱いがあり、クロワッサンとコーヒーのセット等もあるようです。
《中国のケンタッキーの特徴》
まず注目していただきたいのはメニューの豊富さです。
これらは全てモーニングメニューです。
中国の朝はお得なことが多いです。朝市や店のモーニングは格安です。
次に注目していただきたいのが、ケンタッキーなのにお米があるところです。
中国の朝の定番 ”粥 zhou” です。お粥ですね。
中国のお粥はお米より水分がかなり多めで身体にいいとされており、定番です。
価格は9.5元(ドリンクとパンのセットでも350円ほど)あと一番上の段は巻きおにぎり(砕いたクッキーのようなものが入っています)。
左上は 大饼卷 dabingjuan と呼ばれるトルティーヤのようなもので中はキュウリや漬物です。
さらに中国ではこれまた定番の”油条youtiao”と呼ばれる揚げパンのようなものです。(もっと軽く中は空洞です)
チーズタルトも食べ応えがあって安く定番です。
昼以降の通常メニュー(上画像)も、チキンも味や部位ごと、一口チキンなど種類豊富です。
また、すべてに共通して言えるのがクリスピーな食感です。
日本のケンタッキーよりも衣がサクサクしていて病みつきになること間違いなしです。さらに、チキン丼もあります。お米を食べたい人必見。
更に、サイドメニューも充実しており、ゆでたとうもろこし、アイスクリーム、ハッシュドポテトとたくさんの種類を楽しめます。
皆さんが一番気になる 価格 ですが……..
(1ピース毎の注文方式ではないため8ピースのチキンの価格÷8でカウントしています)
●チキン1ピース 日本:250円
中国:5.25元=85.39円
●バーガー1つ 日本:390円
中国:19元=300円
夜になると半額になる商品もあります。朝と夜が安い!!
なので出勤前に駅構内で立ち寄ったり、或いは退勤後にチキンとビールのお得なセットを楽しんだり・・・。日本と中国ではケンタッキーの用途が違うように思えます。
また、どちらも美味しいのに変わりありませんが、中国で食べなれていた分日本でケンタッキーを食べると物足りない感じがしました。
《おまけ》
ネット社会が進み、特に人口も多い中国では決済も注文もケータイ一つで行うことが増えています。
ケンタッキーもその中の一つ。
もちろんカウンターで直接オーダーして現金で支払うこともできますが、ケータイでオーダーして支払い待っていれば名前や番号を呼ばれ商品を受け取ることができます。
言語に自信がなくコミュニケーションが取れなくても写真と漢字や数字をみて簡単に、クーポンも多く配信されるのでお得に注文できます。
外国までいってチェーン店に入りたくない。そう思う方もいると思いますがとても安く、日本のものとは全く別のその風土に沿ったものが楽しめるのでぜひ立ち寄ってみてください。