中国の経済発展に伴い、中国へ出張する方もますます増えていると思います。
その際出張精算に不可欠なものが領収書。
最近では英語が話せる方も増えてはいますが、中国ではまだまだ英語が通じるのはごくわずかです。
中国語で「領収書ください」が言えたら便利ですよね。
今回はお会計時に使える便利な表現を幾つかご紹介します。
「領収書ください」を中国語ではどう言うか
中国語で領収書やレシートは「发票」と言います。
一言「发票」だけでももちろん相手は「領収書ほしいのかな」とは感づいてくれますが、もっときちんと言えたらいいですよね。
その際は「请给我开张发票」というのが一般的です。
「~してください」という時には「请给我~」を使います。
こちらの表現は中国語でも比較的丁寧な表現なので、覚えておくといろいろな場面で使えます。
タクシーに乗る際に、自分が宿泊するホテルや訪問する会社の名刺を持っていると非常に便利です。
名刺に記載されている住所をドライバーに見せればほぼ間違いないからです。
ホテルの名前だけドライバーに告げる、また紙に書いたものを見せても「住所がわからないと行けない」と断られることがあります。
この表現も併せて覚えておいて名刺を持っておくと、出張だけでなく旅行時にも安心ですね。
「お会計して」を中国語ではどう言うか
中国のレストランや食堂で食事した後にお会計する際、店員さんに「お会計してください」という際には「请买单」や「请结账」というのが一般的です。
また、「请」を付けず「买单」や「结账」だけでも問題ありません。
日本人には「买单」のほうが発音しやすいので私自身旅行時にはよく使っていた表現ですが、私の中国人や台湾人の友人たちは「结账」を使うことが多かったです。
お会計時に知っていると便利な中国語表現
最近では中国国内では「銀聯カード(银联卡)」などのカード支払いだけでなく、「WeChat Pay(微信支付)」や「Ali Pay(支付宝)」といった電子マネーでの支払いが一般的です。
その一方、海外のクレジットカードでの支払いは対応できないお店が多く存在します。
過去私もクレジットカード支払いができず、現地の友人に急遽来てもらい立て替えてもらった経験があります。
もし彼らが近くにいなかったら…と思うと恐ろしく、その後は現金を多めに準備して行動するようになったほどです。
では、お会計前に「クレジットカード支払いできるか」を尋ねるにはどう言えばいいのでしょうか。
店員さんの返答が「可以」であれば、問題なく使えることを意味します。
「不可以」と言われた場合は使えないことを意味しますので、現金で支払うか、現金が足りないなど状況によってはキャンセルしてください。
最後に、空港などで人民元が足りずに、日本円での支払いが可能かどうかを尋ねるには、どう言うのかをご紹介します。空港内のお店によっては使える、使えないがありますので、覚えていると困りませんね。
中国出張や旅行中には必ずお会計しなければいけない場面があります。
今回はその際に使える便利な表現をご紹介しました。支払いによるトラブルを避けるためにも、ぜひこちらの表現を使って快適な滞在にしてくださいね。