中国では縁起の良い数字と悪い数字は語呂合わせで決まる!

中国人は数字へのこだわりがすごい!

日本では縁起のいい数字といえば、まず思い浮かぶのが「ラッキー7」ですよね?これはアメリカから伝わった文化で、なんとなく世界共通で縁起が良い数字だと考えますが、実はそうではありません。中国には独自の数字のイメージがあります。

中国人は、数字には並々ならぬこだわりを持っています。縁起を担ぐために、特に自分に身近なものの数字はかなり大切にしています。

それでは、中国人にとって数字はどんな意味を持つのか、縁起の良い数字と悪い数字について紐解いていきましょう。

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中国で縁起のいい数字

まずは中国で縁起がいいとされてる数字です。

 

bā (fā cái)
8(发财)
財を成す

 

とっても縁起がいい数字が8です。发财や、横にすると无限(無限、インフィニティ、∞)のイメージから、中国ではとにかく縁起がいい数字とされています。

その傾向が顕著に出ているのが北京オリンピックの開催日時です。なんと、2008年の8月8日、午後8時8分に開始するというこだわりぷりで、見事大成功のうちに幕を閉じました。

また、88888という車のナンバープレートは大人気で、各都市でオークションが開催されるほどです。ある地方では、88888ナンバーが、約170万元(日本円で3500万円)でオークションで落札されましたが、そのナンバープレートを付けている車は3万元(50万円)ほどのボロボロのミニワゴンだったという笑い話があります。

また、携帯電話の番号も8がつく番号は軒並み高値で取引され、大金持ちの携帯電話番号は8がたくさん入っているのだそうです。中国人と番号を交換したときに番号に8が入っていたら、「良い番号だね!」と一言添えてみましょう!

 

 

jiǔ(jiǔ jiǔ)
9(久久)
久しく、永遠に

 

日本では「苦(く)」としてあまりいいイメージの無い9は、中国では8に並ぶ縁起のいい数字です。永久(yǒng jiǔ/永遠に)というように、久しく繁栄が続くための祈りを込めた数字として使われています。

こちらはお金系の8とは異なり、ロマンチックな意味合いが強いです。情人节(qíng rén jiē/中国のバレンタインデーや七夕)には九九同心(jiǔ jiǔ tóng xīn/いつまでも変わらぬ気持ちで)という意味で、99本のバラを恋人に送る人が多くいます。

 

 

iù(liú lì、liù)
6(流利,溜)
順調

 

キリスト教では666は悪魔の数字と言われていますが、中国ではいい意味の数字です。溜(うまくいく、順調)と発音が同じで、六六大顺(liù liù dà shùn/全て順調にうまくいく)という意味をもあります。また、最近では6の形が親指を立てた「Good!」の形にも見えるので、さらに縁起が良いとされています。

 

中国で縁起の悪い数字

続いては縁起が悪い数字についてです。

 

sì(sǐ)
4(死)

 

これは日本も同じで、死を意味する数字です。中国語の発音も同じなので、4はとことん嫌われている数字です。また、1や7と組み合わせると更に嫌われます。この時、1はyāoと発音します。

 

yāo sì(yào sǐ)qī sì(qì sǐ)sì qī(sǐ qù)
14(要死)、74(气死)、47(死去)
死ね、怒り死ぬ、死んでしまえ

 

数字を並べただけでこんな悪口が出来るなんて…中国語は奥が深いです。これらの数字は中国では取り扱い注意です。日本では幸運の数字の7も、气(qì/怒り)と同じ発音なので、中国ではあまりいい数字とは思われていません。

 

 

wǔ(wú)
5(无)
なにもない、無

 

5も中国ではあまりいい意味とされていません。やはりお金が無くなる、財産が無くなるという意味があるため、あまり好まれていません。

 

 

sān(sǎn)
3(散)
散らばる、逃げる

 

3もあまりいい意味ではありません。ちなみに、世界共通で縁起が悪いとされている13は、中国でも忌み数字です。

shí sān(yào sǎn、shí sān diǎn)
13(要散、十三点)
散らばる、頭がおかしい

 

中国の北の方では、13=要散(散らばる)という意味で、財がすり抜けていくイメージがあるそうです。また、昔は中国の時間は12時までしか数えなかったことから、上海などで13は存在しない時間の13時のことを指し、転じて13=頭のおかしい人という意味があります。国内でも嫌われる理由が異なり、中国の広さを感じます。

 

数字の影響は生活にも影響を及ぼす

中国における数字の重要性は、生活にも大きな影響を与えています。特に上海ではその傾向が強いようです。

上海のある26階建てのマンションでは、エレベーターに4階、13階、14階の表記がありませんでした。しかし、外から見てもちゃんと26階あります。一体どうなっているのでしょうか?真相は以下のとおりです。

このマンションの4階部分はオフィスフロアとなっていました。エレベーターには办公室(オフィス)とあったのでこちらは問題はありません。しかし、12階から上がなんと12、12A(実際の13階)、12B(実際の14階)となっています。忌み数字を避けるあまり、12階が3フロア存在する不思議なマンションになってしまいました。ちなみに12階付近では混乱した宅配サービスのお兄さんがいつもさまよっているのだとか…。

 

数字の意味を覚えておくとコミュニケーションに役立つ!

縁起やゲン担ぎを大事にする中国人はとにかく数字にこだわります。車のナンバーや、建物の階数、日付や電話番号まで、数字には意味がたくさん込められています!

こうした背景を頭に入れておけば今後も中国人とのコミュニケーションができるようになります。中国のラッキーナンバーは8!まずはこれだけでも覚えておいてください!