中国の路上やショッピングモールでよく見かけるジュース屋さん。
フレッシュ果物ジュースのお店も多く見かけますが、特に多いのがタピオカミルクティーのお店だと思います。
タピオカミルクティーは台湾発祥のもので、甘めのミルクティーに黒い大きな歯ごたえがあるタピオカが入ったものです。
日本でも最近ではコンビニや台湾料理屋で少しずつ見られるようになってきました。中国ではすでに10年以上前からあり、子供から大人まで受け入れられる一般的な飲み物とされています。
今では色んな名前のミルクティーのお店がフランチャイズ展開して中国の至る処に店舗を構えています。人気のミルクティーのお店では常に人が並んでおり、一度は飲んでみたいなと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回中国のローカルフードの一つであるタピオカミルクティーの簡単な紹介と注文からテイクアウトするまでのフレーズをご紹介いたします。
タピオカミルクティーのお店のミルクティーの種類
お店のメニューではタピオカミルクティーのみではありません。さまざまなメニューがあり、まず外れがない王道のメニューをご紹介いたします。
珍珠奶茶 zhēnzhūnǎichá タピオカミルクティー(黒いタピオカ入り)
红豆奶茶 hóngdoùnǎichá あずきミルクティー(小豆入り)
椰果奶茶 yèguǒnǎichá ココナッツミルクティー(日本でいうナタデココ入り)
乌龙奶茶 wūlóngnǎichá ウーロン茶ミルクティー(ウーロン茶とミルクティーのみ)
仙草奶茶 xiāncǎonǎichá 仙草ゼリーミルクティー(黒い仙草ゼリー入り)
上記以外にもベースがミルクティーではなく緑茶や紅茶だったり、ヤクルトを組み合わせたジュースや柚子などの柑橘類系ジュースもあります。
注文時に大きさと甘さの調節ができる
では実際に注文をしてみましょう。
と注文をすると、
と聞かれると思います。
大きさは標準かビッグサイズのどちらかのみで、昔は甘さの調節はできなく、ただただ甘いミルクティーだったのですが、中国も健康志向ブームから甘さが調節できるようになりました。
正常甜度(标准) zhèngchángtiándu 通常の甘さ(標準)
不要太甜(9分甜)bùyàotàitiān そんなに甘くしないでください(9割の甘さ)
少糖(7分甜) shǎotáng 砂糖少なめ(7割の甘さ)
半糖(5分甜) bàntáng 砂糖半分(5割の甘さ)
微糖(3分甜) wēitáng 砂糖微量(3割の甘さ)
无糖(健康) wūtáng 無糖(ヘルシー)
上記のような甘さ度数表から大きさと甘さを選択します。
我要中杯,微糖的。wǒyàozhōngbēi, wēitángde 標準サイズの微糖でお願いします。
テイクアウトまでのサービス
お会計がされたら注文は完了です。
レシートが渡されますので、作り渡されるまで待ちましょう。
と呼ばれる場合がありますので、ちゃんと聞いて取りに行きます。
と聞いてきます。
大体の方がそのまま飲むことが多いので、店員さんがストローをさして開けてくれるサービスまであります。万が一開けずにテイクアウトしたり、自分で開けたかったら
と答えてくださいね。
これでタピオカミルクティーのテイクアウト成功です!
まとめ:中国のファストフード
中国ではこのようにその場で注文しテイクアウトできたりする飲み物以外にも
快餐 kuàicān ファストフード
と呼ばれるローカルフードの食べ物がたくさんあります。
こういうシチュエーションでは店員が早くしゃべるスピードに速く応答しなければなりません。聞き取りや速くハキハキ応答する訓練にもなりますので、色んなローカルフードに挑戦して現地の方が言っている内容を聞き取ったり、マネしたりすることで中国語力アップにもつながると思います。