私たち日本人には、古くから「もったいない」という文化があると思います。
それは本当に独特のもので、海外でもそのまま「Mottainai」と言われるほどです。
でも実は、中国語にも「もったいない」という言葉があるのをご存知ですか?
日常会話の中で、よく「もったいない!」と言いたくなることがあると思います。
今回は、そんな「もったいない」を中国語でなんというかご紹介していきます。
もったいない!は中国語でどうやって表現するの?
「それもったいない!」と表現したいときに使える単語が、「浪费 Làngfèi」です。
この単語は、「もったいない」と表したい時に使える便利な単語で、時間や物など様々な場面で使うことができます。
例えば、友人と食事に行って、友人がちょっとだけ食べて残しているのを見て、それもったいない!と言いたい時は、
となります。
「浪費にする」という意味もある
「浪费 Làngfèi」は、その漢字の通り「浪費する」という意味があります。
先程の例文の「浪费时间 Làngfèi shíjiān」。
これは、「時間を浪費する」→「時間を無駄にしている」→「時間がもったいない」というニュアンスが含まれています。
例えば、お金を浪費して、無駄遣いばかりしている友人に、「無駄遣いしちゃダメ!」と言いたい時は、
と言う使い方もできます。
もったいないの別の言い方
もったいないと表現したい時に使える単語は、実は「浪费 Làngfèi」以外にもあります。
それが
になります。
「舍不得 Shěbudé」は、何かを捨てる時に、捨てるのがもったいない、捨てがたいと言いたい時に使える単語です。
例えば、昔誰かからもらった服やズボンなどが入らなくなったので、捨てようとして、もったいないなぁーと言いたい時に「舍不得扔掉 Shěbudé rēng diào」と言うことができます。
ただ、「舍不得 Shěbudé」は、離れるのが惜しむ気持ちを表す単語なので、「浪费 Làngfèi」と同じ用法で使うことができないので、注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
日本語の「もったいない」という単語は、実は日本語だけでなく、中国語でも頻繫に出てくる単語です。
例文でも紹介しましたが、中国では外食の際、食べきれない時はテイクアウトするのが一般的です。
日本では、「出されたものは全部食べる」という文化があるので、全部食べるのが礼儀で、持って帰るのは下品なイメージがありますよね?
中国ではそんなことはなく、ごく当たり前のことなので、お店にもテイクアウト用のパックや袋が用意されています。※テイクアウト用のパックや袋の費用は、ちゃんとお会計に含まれています。1~2元(日本円で約30円)ぐらいです。
皆さんも中国に行かれた際には、周りの目を気にせずどんどんテイクアウトしちゃってください!
じゃないと「浪费 Làngfèi」ですから(笑)