台湾のドラマって面白いですよね!
日本人の私たちはほとんどの方が見たことがあるのではないでしょうか?
台湾人の話す中国語の語気が可愛いんですよね(笑)
滑稽だけど情熱がいっぱいの台湾ドラマは内容そのものが楽しいものばかりです。
さらに、中国語の勉強にもなるので、まさに一石二鳥ですね。
今日は、古いけれど定番の台湾のオススメドラマを2つご紹介したいと思います。
①アウトサイダー 中国語名:斗鱼 Dòu yú
日本での放送時期:2006年4月
有名な俳優:郭品超 Guōpǐnchāo 安以轩 Ānyǐxuān
ジャンル:恋愛 ヤクザ 友情
あらすじ:幼少期に孤児だった3人の男の子アーハオ・シャンズ・アーチ-は、幼少期からずっと一緒に育ってきた。
中学にあがり悪いことも覚え、高校に入ると問題ばかり起こしていた。
唯一の理解者&保護者である警察官のフイオジサンにはいつも迷惑をかけていたが、そんなやんちゃな3人を、まるで息子のようにいつも見守っていた。
ある日、容姿端麗 頭脳明晰で自分たちとは真逆な女性シャオイエンズに一目ぼれしたアーハオは、何としてでも自分に振り向かせたいと試行錯誤した結果、とても厳しく鳥かごに閉じ込められているような超箱入り娘のシャオイエンズをあの手この手を使って、外に連れ出し自由でのびのびした世界を見せてあげたのです。
そんな大胆でまっすぐに愛を注いでくれる情熱的なアーハオにシャオイエンズも惹かれ、ついにシャオイエンズは、両親も進学も夢もすべて捨てて、不良のアーハオと一緒になることを決意したのでした。
アーハオたちは学校を退学になり、どのように生計を立てていくか悩んだ末、軽い気持ちでヤクザの元でアルバイトをすることとなりました。
そこで同じチンピラのアーバオと対立し、能力で競うようになり、次第にアーハオはシャオイエンズと生活をしていくためにヤクザの道に深く入っていくのでした。
月日が流れ、それとともに仕事に精を注ぐアーハオと、毎日家で生きて帰ってくるのを信じて待つシャオイエンズの間にも、幾度の衝突が生まれます。
そんな時、シャオイエンズが危険な目に遭います。アーハオの仲間のシャンズが助けましたが、シャオイエンズは自分が弱かったせいで心に深い傷を負いました。
仲間のアーハオの恋人だとわかっていながら、シャオイエンズに密かに思いをシャンズは、大事なアーハオとシャオイエンズのために自分が犠牲になり自らの手を汚しシャオイエンズの敵を取り牢獄に入りました。
そのことがきっかけで、シャオイエンズはいままでの弱くて頼るばかりの弱い女性を捨て、強くしっかりした女性になる決意をし、ついにヤクザの世界に入ることを決めたのでした。
シャオイエンズの背中にはその証明としてタイトルの「斗鱼(戦う魚)」の画が書かれたタトゥーを入れるのでした。
彼女は芯の強い頭のキレるカッコいい女性へと成長しました。
そのあとはさらに歯車が狂いだし・・・・・あとは実際にドラマをみてくださいね!
どんな苦しいときも、どんなに相手に嘘をつかれて裏切られても葛藤がたくさんありながらも、すべてを捨てて一人の男性をひたすら信じる強い心と、仲間との絆のかたさ、さらには、自分が犠牲になってでも仲間を守る強さ、かなわぬ恋、そんな感動が多数ある感慨深いドラマです。
ヤクザものが抵抗のある方も安心してください、残酷な描写やグロいシーンなどは一切ありません。
メインは恋愛と仲間の絆がたっぷり描かれています。
とにかく泣けるシーンがあるので、オススメです。
ちなみに、台湾人にこのドラマ知ってる?と聞くと大抵知ってます(笑)ちょっと古いみたいですが(笑)
②花より男子 中国語名:流星花園
台湾での放送時期:2001年4月
有名な俳優:言承旭 Yán chéng xù 徐熙媛 Xúxīyuàn 杨丞琳 Yángchénglín
ジャンル:恋愛 学校 青春
あらすじ:貧乏なのに超お嬢様学校に通うシャンツァイは、明るい両親と3人暮らし。
親は無理してでも、玉の輿にさせようと名門学校に通わせるのでした。
そこには、超超超お金持ちの道明寺をリーダーに3人のイケメン金持ちボンボンのF4(Fはフラワーの意味)が牛耳っている学校だったのでした。
F4に逆らうとお金と権力を使って、逆らった人間は退学や追放に追い込まれるのです
ある日、シャンツァイは友人をかばいF4に真っ向から戦うのでした。
リーダーの道明寺は、驚きと動揺で次第にシャンツァイに惹かれていきます。
超金持ちと超貧乏、あきらかに釣り合わない二人がさまざまあ困難と苦境を乗り越え、恋人となっていくのを描いた物語です。
中国語には「门当户对 Méndānghùduì」という言葉があります。
経済的地位的に対等のレベルの人と結婚することを指します。
このドラマはこれを覆していくコミカルなドラマです。
中でも、シャンツァイの母親のフレーズにはたとえ話や比喩がたくさん盛り込まれており、字幕で見てもなかなか笑えますよ!
その他、道明寺の結婚相手に無理やり選ばれたシゲルのキャラも最強で、お金持ちにはお金持ちの悩みもあったり?で非常に面白いドラマでしたね。
日本版や韓国版もありますが、私はこの台湾版の花より男子が一番しっくりきます。
役柄も全員がぴったりハマっていて、特に道明寺役は、原作の漫画とは髪型は似ていなくとも、体格や雰囲気、しゃべり方やしぐさなどがとても合っています。
花沢類役や西門役、美作役の俳優さんたちも、とてもハマっています。
主人公のつくし役も、素朴で純粋だけど芯が強いまさに「雑草」のような強くて素直な女性を演じています。
親友のユウキとユウキの彼氏と、シャンツァイと道明寺とのダブルデートをするシーンがあるのですが、そこで見せる道明寺の演技はお気に入りで、彼女と友達の面子を壊さないように道明寺なりのギリギリの我慢を見れるのがとても面白かったです(最後に結局幕発してシャンツァイとケンカしてしまうのですが(笑))
このドラまでは結構カワイイ中国語の話し言葉や相づちを学ぶことができますよ。
哪有
Nǎ yǒu
まさか、そんなわけないよ
看什么看
Kàn shénme kàn
何見てんの?(怒り気味)
不要啦
Bùyào la
嫌だ!
走了啦
Zǒule la
行くよ
この相づちを自然に使えるだけでも楽しいですよ!
是非台湾人の友達がいる方は、使ってみてくださいね!
さて、2つのオススメの台湾ドラマをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
楽しみながらリスニングの勉強ができたら、もっともっと楽しくなります。是非みてみてくださいね!