中国の市場に行った時に、日本と大きく違う点があることを知っていますか?
中国のこうしたお店には、ほとんどの場合価格表示がありません。
その理由は、中国で物を買うときはどれだけの量を買うかで価格が異なるからです。
また、外国人旅行者向けの土産屋さんも同じです。
少しでも高く売るために、時には驚くような値段を告げられる場合があります。
中国での買い物において値下げ交渉は必須!今回は「中国での買い物」に役に立つ言葉を紹介していきます。
中国での買い物は値下げ交渉が必須!値段を聞くときの第一声が勝負だよ!
一般的に中国語で商品の価格を尋ねるときは、「这个多少钱?」と聞きます。
こちらでも間違いではないのですが、現地の人は品物を見定めながらこの一言を使っていました。
どうしてこのような言い回しのするのでしょうか?
その理由は、中国は量り売りが多いため、このような聞き方が根付いているからです。
実際に中国人の市場での買い物の様子を見ていると、頻繁にこのフレーズが聞こえてきました。
このフレーズで価格を聞いてみると、店員さんは「要多少?」と聞いて、価格を教えてくれます。そうしたら、こう切り返してみましょう!
かなりストレートな表現ですが問題ありません。そしてさらにこう聞いてみましょう!
かなり踏み込んだ言い方ですが、「私はその商品のおおよその価値を知っている」とプレッシャーを店員にかけることができます。
など、自分に買う意思があることをしっかりアピールすることも大事です。
さんざん価格交渉をした末、「やっぱりいらない」というのはマナー違反です。店の人をとても怒らせてしまう可能性があるので注意しましょう。
こうしたやり取りを繰り返して、自分の買いたいと思った金額に近づけていきます。
自身が納得する金額になったら、交渉成立です。
本当に欲しい物だけ値段を聞こう!
もう一つ中国で値段交渉をする際に気をつけておきたいことがあります。
それは「本当に欲しいもの以外、値段を聞かない」という事です。
中国での買い物において、商品の値段を聞いた時点で価格交渉がスタートしてしまいます。
そのため、買う側は商品をじっくり見て、欲しいものが決まったら値段を聞き、価格交渉を始めましょう!
また、お土産など、同じものを複数購入するときは、価格を下げるのではなく、店側の提示する価格で買う商品の数を増やすように交渉するとうまくいく確率が上がります。
例えば、欲しいものが2つで100元と言われたときは、その価格のまま、品物の数を増やして交渉してみましょう。
そのときは、
と聞いてみましょう。不思議なことに価格を下げるよりもうまくいく場合が多いです。
値下げ交渉はフレンドリーに!
価格交渉後は、お店の人との距離がぐっと近くなります。
そして、後日、価格交渉をして仲良くなったお店に友人などを連れていくと、お店の人はとても喜んで、価格交渉の必要がないくらいの価格で買い物ができることがあります。
こなれたフレーズを使って、上手に値段交渉をして、店の人の心をつかめばこちらのものです。ぜひ試してみてください!
まとめ:値段交渉は絶好の会話トレーニング
中国での買い物に必要不可欠な価格交渉。
実際に交渉をしてみると、かなりたくさんのコミュニケーションを必要とします。
交渉の際に肝心なのは、お店の人に足元を見られないようにすることと、フレンドリーに交渉をすすめることです。
中国人は一度気心が知れると、とても親切にしてくれます。
お店の人と仲良くなったらこちらのものです!
こなれた表現を身に着けておくと、値段交渉がよりスムーズになるので、ぜひ覚えておきましょう!